ダイエットや美容に効果のあるプロテインが大切な理由
プロテインと聞くと、
- 筋肉トレーニングをしている人が飲むもの
- 筋肉がムキムキになるために飲むもの
とイメージしていませんか?
女性や普段トレーニングをしない男性からすると遠い存在ですが、最近はダイエットや美容のためにプロテインを取り入れる人が増えています。
プロテインを上手に摂取すれば、効率のよいダイエットや美容の助けになります。
プロテインを取り入れるメリット
「プロテイン」とはタンパク質のこと。
タンパク質が不足すると、
- 代謝が落ちる
- 肌が荒れる
- 爪が弱くなる
- 髪の毛の艶がなくなる
ということが起こります。
タンパク質は、ホルモンや酵素・免疫物質などに生合成されたり、筋肉や骨、臓器、爪など身体づくりに使われる栄養素です。
ダイエットで食事制限をすると、特に不足がちになるタンパク質を補えるのが、プロテイン。
プロテインは種類が豊富です。
タンパク質を補うだけではなく、
- 身体を引き締めたい
- 艶感のある肌にしたい
など、自分のなりたい身体に合わせて選ぶことができます。
そもそもプロテインはどれくらい必要?
すこしぐらい摂取量が多くても直接的なデメリットはないと考えられています。
ただし、どんな食べ物でも過剰摂取はダメです。
身体を大きくしたり、アスリート志向の人はもう少し摂取する必要があると思いますが、過剰摂取はエネルギー量のオーバーで体重増加したり、内臓疲労や腸内環境を乱したりすることに繋がる可能性があります。
通常の食事と合わせて計算し、過剰摂取にならないように摂りましょう。
そのため、一度に摂りすぎると吸収できず、下痢をしたりする可能性があります。
プロテインをとる場合は多くても1回15g前後とし、多量に摂る場合には数回に分けて摂取することが望ましいです。
プロテインを摂取するのはどんなとき?
・朝食時
寝起きは、水分も栄養も不足している状態です。
朝食代わりにプロテインを摂取する場合は、フルーツなどを同時に摂取することをおすすめです。
・運動後1時間以内
運動した後は、筋繊維が壊れたり、疲弊したりするため、身体が積極的に栄養分を吸収します。
・寝る前1時間前程度
睡眠中は成長ホルモンが分泌されるので、その前に摂取しておけば、効率よく筋肉を成長させることができます。
ただし、寝る直前だと胃に負担がかかってしまうため、寝る30分前~1時間前にしましょう。
プロテインの種類
牛乳原料のホエイ、ガゼイン、大豆原料のソイ。
そして、それを元にした体重を増やし、身体を大きくしたい向けのウェイトアッププロテインや原料してスリムな身体を目指したい人向けのウェイトダウンプロテインがあります。
ホエイプロテイン
牛乳から乳脂肪分と固形タンパク質を除いてホエイ(乳清)はタンパク質だけではなく、筋肉の分解を防ぐアミノ酸のBCAA、そしてビタミン・ミネラルも含んでいます。
ホエイプロテインは製法ごとにさまざまな特徴がありますが、低カロリーで吸収が早いため、トレーニング直後に飲むのがおすすめです。
カゼインプロテイン
カゼインはホエイを作るために牛乳から取り除いた固形タンパク質から作ったもの。
カゼインは長い時間をかけて身体にゆっくり吸収されるという特徴があります。
ソイプロテイン
消化吸収はゆっくりで、腹持ちもよいので女性に人気です。
しかし、粉っぽくなりやすいので、飲みにくさがあります。
味も種類も形状も様々なプロテインがあります。気に入った味のものや飽きない味のものを選び、1日あたりの値段で無理なく続けられるものを選びましょう。
ダイエット家庭教師の食事指導について
ダイエット家庭教師の指導の際に、意外に評価点を下げるのがタンパク質の摂取です。
これは私も盲点でした。
単純に食べる量を減らすのがダイエットではないと書いてきましたが、糖質(炭水化物)を減らして、タンパク質を増やすことは意識しないとできません。
自分の食事チェックをしてもらうと、自然にタンパク質を摂ることがいかに難しいことかわかります。
いままで自然にしていた食事を、食事の専門家に評価してもらい、自分の日常で摂りやすいタンパク質の食べ物を見つけることが、食べるダイエットの第一歩です。
オーダーメイドでの食事指導をダイエット家庭教師で体験し、健康な痩せ方を実践していきましょう。